【20/7月期】 エヌビディア($NVDA)決算発表。CEOコメント、質疑応答まとめ

企業分析

NVIDIA($DAL)の決算内容

決算サマリー

 2020年7月期2019年7月期変化率
売上$3,866M$2,579M50%
営業利益$651M$571M14%
営業利益率16.8%22.1%-24%
純利益$622M$552M13%
EPS0.990.910%

営業利益、営業利益率推移

EPS(一株当たり利益)推移

最新バランスシート

配当金の推移

セグメント別の売上

ゲーミングが好調、データセンター事業が絶好調の売上増となりました。

ジェンセンファンCEO、CFO コメント

Q2も非常に特別な四半期となった。COVID-19パンデミックは引き続き我々のビジネスに影響を与えており、従業員のほとんどがリモート環境で仕事をしている状況の中で、新たにMellanoxをNVIDIAにの業績に統合することに成功し、非常に好調な四半期となった。

Q2の売上は、38.7億ドル(対前年同期比50%増)と過去最高を記録した。
GAAPベースの営業利益は6.5億ドルで、営業利益率は16.8%だった。
Q2の業績には、Mellanox Technologies, Ltd.の買収が含まれており、全社の14%の売上に貢献した。

以下、セグメント毎の売上の報告をしたい。

◆ゲーミングセグメント
売上は16.5億ドルで、前年比26%増と予想を大幅に上回った。製品、地域、チャネルを問わず、幅広い分野での成長が見られた。パンデミックの中で、ゲーミングの成長は、世界的に主要なエンターテインメントの形が台頭してきたことを示している。例えば、PCゲームのオンライン配信大手であるSteamのデイリーゲーマー数をみると、パンデミック前のレベルから25%増加している。また、調査会社NPDのレポートによると、米国のビデオゲームに対する消費者支出は、Q2に30%増加し、110億ドルという記録を打ち立てた。

NVIDIAのPCとノートPCは、自宅で学習したり、仕事をしたり、ゲームをする何百万人もユーザーにとって理想的な製品となっている。多くの小売店がクローズしたことで、販売がオンラインへと急速にシフトした。

私たちは、9/1にGeForceスペシャルイベントをプロモーションするために、21日間のカウントダウンキャンペーンの最中だ。サプライズも準備しているので、期待していて欲しい。

クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」の商用利用を開始。ビジネスの牽引力に非常に満足している。GFNは、日本のSoftBankとKDDI、ロシアのRostelecomとBeeline、韓国のLG U+、台湾モバイルなど、世界中の多くの通信パートナーで利用できるようになった。

◆Professional Visualization
売上は、2億300万ドルで、前年同期比30%減、モバイルとデスクトップの両方のワークステーションが減少した。製造業、自動車、建築、エンジニアリング、メディアなどのビジネスにインパクトがあった。法人顧客の遅延により、ネガティブな影響を受けた。その中でも、Philips や、General Electric、Siemensや、政府機関からの受注を獲得したことは大きい。

◆自動車部門
自動車部門の売上高は1億1,100万ドルで、対前年同期比47%減。パンデミックが影響。6月にメルセデスベンツとのパートナーシップを発表した。2024年から、ソフトウェアで定義されたNVIDIAの技術を搭載した車両を発売する。

◆データセンター事業
Q2の売上は、対前年同期比167%増で17.5億ドルという記録的なものだった。Melanoxが業績に組み込まれ、データセンター事業の30%強に貢献した。今季最大のニュースは、Ampereアーキテクチャの発表だった。A100は、540億個のトランジスタを搭載した史上最大のチップだ。このチップには、最も計算量の多いワークロードを高速化するための弊社のソフトウェアを搭載し、AIの性能を前製品の20倍に向上させた。

AWS、アリババクラウド、百度クラウド、テンセントクラウドにも組み込まれている。Cisco、Dell、Hewlett Packard Enterprise、Lenovoなど、世界中の大手ベンダーが、A100を搭載した、販サーバーを販売することを発表した。

このAmpere GPUアーキテクチャ製品のおかげで、大きな売上成長を達成することができた。

主な質疑応答

Bank of America Merrill Lynchアナリスト
「データセンター事業が非常に好調だったが、どのくらいのがCOVIDの影響を受けた一時的な需要だったと思うか?遅かれ早かれCOVIDの影響が落ち着いてきた際に、どのくらいが構造的な需要として継続するだろうか?」

ジェンセンファンCEO
「人々はこれまで以上にデジタルな世界で、ビデオゲームに時間を費やしている。多くの人が気づいていないことは、これはゲームそのものだけではないということ。Fortniteで友達と出かけたり、Minecraftでバーチャルな世界を作ったり、様々な遊び方をしている。それをライブ配信したり、アイデアを共有したりするために使っている。パンデミックの影響でこれらが加速していると思うが、これがコロナ前の状況に戻ることは無いと思っている。

AmpereGPUの製品を導入した段階で、データセンターの成長のほとんどはそこから来ているため、一時的なものではない。データセンターでは、クラウドへの移行という構造的な変化が起きている。クラウドサービスプロバイダーがオファーしたいアプリケーションを高速化できることは、本当に有益なことだ。我々は完ぺきなプラットフォームを提供している。私未来がより人工知能に影響を受ける世界に身を置くことになりるが、それが私たちのGPUの強みだ。」

UBS アナリスト
「ARM社とのコラボレーションについて質問したい。ARM社のCPUとNVIDIAのGPUを統合することで、どのような幅広い機会が生まれると思うか?」

ジェンセンファンCEO
「先ほどARMについてのコメントがあったが、私たちはARMの長期的なパートナーだ。

私たちは既に多くのアプリケーションでARMを使用している、それが自動運転であれ、ロボティクスのアプリケーションであれ、Nintendo Switchなどのコンソールビジネスであれ、私たちはARMを使っている。また、ARMチームとは非常に密接に仕事をしてきている。彼らはグレートな人たちだ。ARMアーキテクチャの特徴の1つは、皆さんもよくご存知の通り、エネルギー効率が非常に高いこと。エネルギー効率が高いので、非常に高性能なレベルにまでスケールアップする余地があると思っている。とにかく、ARMの人たちと働くことが好きなんだ(we love working with the ARM guys!)」

総括、まとめ

EPS$2.18 vs 予想$1.97,
売上$3.87B vs 予想$3.66Bと、決算ではコンセンサスを上回りました。特に顕著だったのがデータセンターの成長(+167%)ですね。Ampere GPUがゲームチェンジャーとなっているのと、Mellanox TechnologiesMalの売上が組み込まれた影響が大きかったです。

この決算内容をもってしても、決算後のアフター市場で株価は1.2%下落しました。今週決算発表にかけて株価が急上昇していたので、かなり投資家の期待値が上がりすぎていた結果と見ています。

前回の決算発表においても、ジェンセンファンCEOは、「クラウドが100兆円市場になり、データセンタービジネスの成長になる。ディープラーニングのアプローチが普及する。5GやIOT、人工知能が普及するにつれて、物流や倉庫、製造、農業、建築などもすべてがテクノロジー産業に入ってくる。NVIDIAのAIマイクロサービスがその需要に対応していく。Ampere(A100)の市場投入は旅の序章に過ぎない。」と言っていました。

ゲーミング、人工知能、AR/VR,IOT,自動運転などの成長を加速するテクノロジー技術を提供するNVIDIA、将来が楽しみです。私はその波に乗っていきます。

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