Okta 創設者&現No.2 Kerrest氏インタビュー@Jefferies Virtual Software Conference

企業分析

Oktaの会社創設者でありナンバー2のFrederic Kerrestが、Jefferies Virtual Software Conferenceのインタビューに答えています。Twitterのトレンドでも多くの方が興味を持っている銘柄であり、インタビュー内容が興味深かったため、記事にすることにしました。

前回の決算では、売上、EPS、ガイダンス共に予想をBeatし、株価も順調に推移し、非常に波に乗っています。売上も40%超の成長率を継続しているため、グロース株に投資る銘柄としてもこの伸び方は魅力的ですね。以下のインタビューについて、重要そうな内容のQ&Aをピックアップしてまとめていますので、ご参考にしてください。

インタビュー内容

Question1
「急速に10億ドルの売上に近づき、 年間35%以上の成長を遂げている。さらに9000社近くの顧客を抱えているが、この成功の要因は何なのだろうか?」

Frederic Kerrest
「あなたが言う通り、私たちは幸運にもビジネスも順調だ。今年で創業して12年目を迎えるが、はじめは二人の従業員(現CEOとKerrest氏)から始まったが、今では2500人の従業員、9000社の顧客を持つまで成長している。創業以来、私たちは長い道のりを歩んできたが、直近の四半期の決算では売上2億ドルを達成した。

私たちはIPOして14四半期目(ちゃんと数えていないが・・)だが、今のところ非常に順調だ。我々が今のどのような立ち位置で何を見ているのか、話したい。現在の状況と今後の見通しからすると、次の3年、5年、10年は、よりエキサイティングで面白いものになると思っている。 何かを成し遂げることができるサイズとスケールに到達し始めていると思うし、これらの市場は本当に大きなものだ。大きな要因は三つ。

①ハイブリッドクラウド
1つ目はハイブリッド・クラウド技術の採用だと思う。私たちはまだクラウドの黎明期にあるのだろうか?現実には、ほとんどのソフトウェアは、まだオンプレミスで購入されている。そして、企業のITのほとんどは、まだハードウェアとサービスだ。今後、クラウドのみの世界でソフトウェアのみの世界にするには、まだまだ長い道のりがある。そして、あらゆる規模の組織が最新のクラウド技術を採用するのを支援できるという観点で、我々のビジネスの大きな機会となっている。

②DX
デジタルトランスフォーメーションがもう一つの要因だ。簡単に言えば、この半年間にeコマースで何が起こったかを見てみよう。今年の一月から今にかけて、eコマースの比率が2倍になっている。誰もが顧客、パートナー、ベンダー、サプライヤーと交流するためのより良い方法を見つけなければならないため、より良いウェブサイト、より良いモバイルアプリが必要とされている。顧客は誰なのか?そしてその顧客とどのようにインタラクティブな関係を築くかが重要になる。

③デジタルセキュリティ
そして最後に、デジタルセキュリティ。すべてのものがオンライン化され、ソフトウェアにより多くの人がフォーカスしているが、在宅勤務により、多くのフィッシング攻撃に対して、マルチファクター認証の必要性の増加したことが挙げられる。それらのトレンドが、我々のビジネスの原動力となっている。

Question2
「明らかにパンデミックによって、多くの顧客がビジネスにブレーキを踏む状況となったが、この環境下で、あなたのビジネスにどのような変化があったか?顧客の行動はどう変化したのだろうか?」

Frederic Kerrest
「世界的なパンデミックの中にいるのは 不幸なことで、この世界的なパンデミックの中でうまくいっていると言うのは、さらに気が引けるし、気まずいものだ。しかし、私たちが特に顧客の成功に重点を置いて取り組んできたことは、顧客にとっても、ビジネスにとっても、本当にうまくいっていると思う。このような事態が3月から4月にかけて発生したとき、私たちはすぐに事業を一歩後退させ、いくつかのことに集中する必要があると考えた。まず第一に、従業員、家族、顧客の健康、そしてこれらすべてのことに焦点を当てた。第二に、顧客の成功、顧客を立ち上げ、稼働させ、成功させるために必要なことは何でもやってきた。最後に、マルチファクター認証などの利用が大幅に増加したことを確認した。そして、すべてが本当にうまくいったと思う。

フォーチュン500企業のCIOとの会話では、3月や4月に最初にやるべきことは、自宅にいる全従業員のアプリケーションに安全にアクセスできるようにするにはどうすればいいのか、ということだった。それらの対応がすべて終わった後、多くのCIOが「素晴らしい」と言ってくれた。

今年の下半期のパイプラインは非常に好調で、来年に向けても順調に進んでいる。」

Question3
「何が成長の原動力となっているのか?Wall Streetからは見えない、あなたが顧客と話して見えていることを教えて欲しい。」

Frederic Kerrest
「そうだな。まず初めに、マクロ的に市場規模を見てみよう。レガシーのIDアクセス管理には、市場では年間300億ドルが費やされている。つまり、オラクルやIBM、CAA、RSAなど、誰もが持ち歩いている2つのファクタートークンやキーチェーンに使われているものにお金を使っているということ。これはまだ巨大なビジネスであり、これだけでも、今後5年、10年の間にこのビジネスは非常に大きなもので、Oktaにとっての大きな機会となっていくだろう。
そして、アクセス管理の面では、私が3年半前に上場する際に、S1文書を登録した時、基本的にTAM(リーチできる市場規模)は180億だったが、今では200億ドル以上の市場になっている。つまり、年間トータル500億ドルの市場があり、それがレガシーソフトウェアや独自のインフラストラクチャに毎年費やされているということ。今の私たちは、この市場のポテンシャルと比べれば、我々のビジネスはまだまだ小さく、大きな機会があると考えている。
もう少しブレークダウンしてみると、それが各種経営指標に表れている。現状、115、120%のドルベースの契約保持率(NRR:Net Retention Rate)を記録しているが、特に今回のパンデミックの影響で、ここ数四半期は120%を超えていた。大企業は、自分たちが安心して利用できるベンダーから購入し続けており、Oktaはその恩恵を受けている。」

Question4
「新しい市場開拓のリーダーを 雇ったと言っていたが、新たな市場開拓への動きについて説明してほしい。」

Frederic Kerrest
「実際に、顧客のIDとアクセス管理を担当する新しいリーダーを採用した。私たちは従業員のID管理会社としてスタートした。10年前には、顧客IDとアクセス管理は無かったので、それが私たちの原点になっている。共同創業者(現CEO)と私はSalesforceにいて、私たちはこの問題を従業員側から見ていた。私たちは本当に、顧客のIDとアクセス管理という大きなチャンスがあると感じていた。

その原点に立ち返り、顧客のIDとアクセス管理を推進することに集中するために、リーダーシップを強化している。私たちには、その全体的なGMがいる。また、エンジニアリング、開発、販売に関しても、より多くのリーダーを採用しているので、私たちは高く販売することに長けているのだと思う。

また、私たちはStormpathという組織を買収し(2017年に買収)、それの統合がうまくいっている。
3年前にIPOしたときには、ボトムアップ、開発者の動き、ライブラリ、サンプルコード、リレーションシップ、これらすべての種類において、最高のアイデンティティの1つだった。これも、今後6ヶ月から12ヶ月の間に多くの進歩が見られると思う。人々が外に出て、グーグルで検索して、適切な情報を見つけようとしているときに、私たちはOktaを簡単に試すことができるようにしたいと考えている。開発者向けサイトを一新し、その市場に向けて推進している。」

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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