テラドック($TDOC) CEOインタビューx直近データサマリー。

企業分析

はじめに

12月の上旬に行われたPiper Sandler社主催のカンファレンスにて、TDOCのCEOのインタビューがありましたので、その内容のポイントを和訳して記事にいたしました。

バーチャルケア(遠隔医療)のTeladocと、リモートモニタリングのLivongoのシナジーに大きな可能性を感じて、投資をしている方も多いと思います。私も平均取得単価$200付近で保有していますが、この3.4か月はヨコヨコの相場で我慢の展開となっています。直近四半期のデータと、その後にインタビューの内容をまとめていますので、投資のご参考にしていただければと思います。

Teladoc最新決算データ(おさらい)

売上推移

売上成長率(対前年同期比、対前期比)

営業利益、売上原価、販管費、研究開発費の推移

粗利率推移

営業利益率推移

EPS(一株当たり利益)推移

CEOインタビュー

Intouch買収のシナジーについて

Piper Sandler Analyst
「Q1に買収をクローズした、InTouchについては、もちろんテレストローク(telestroke)※1とテレサイク(telepsych:精神科遠隔医療)の分野で非常に強い。Teladoc と Livongo の両方の資産と能力を活用することによって、InTouchのビジネスにどのような良い影響が出るのかを教えて欲しい。」

「テレストローク」○○州の田舎の小さな病院のICUに脳卒中の初期症状がある患者が運ばれてきた時、別の州の大病院にいる神経科医と連携し、その神経科医がMRIを見て、血栓溶解剤を注入しても良いかの判断を下す。このような遠隔での医療連携のことをテレストロークと言うようです。

Jason Gorevic CEO
「まずは枠組みの話から始めよう。これは3つの事業はお互いに補完しあうもので、それぞれが個別に活動するよりも強みが増すことは間違いない。

InTouch はすでに病院や医療システムに遠隔医療技術を提供するリーダーだった。特にテレストロークやテレサイクのような緊急性の高い状況のためだけでなく、その他の一連の使用でも、たとえば遠隔手術や退院後の経過観察、専門家との連携などにも使用されている。

企業は、単一のインターフェイス、単一のテクノロジー・プラットフォームからバーチャル・ケアを提供できる単一のソリューションを探している。この2つを統合することで、病院や医療システムが医療の場所に関係なくケアを提供できるように、企業全体で単一のソリューションを提供することができる。

では、Livongo を導入した時はどうか。もちろんLivongoは、データを使って慢性疾患を管理するための技術ソリューションで、消費者の縦断的なモニタリングを行い、すべてのデータを集約し、より良い結果やより良い行動変容を促すために介入できるプラットフォームを提供している。

なぜ病院がこのようなことに関心を持つのかというと、病院が集団のためにリスクを負うことが増えてきており、彼らは提供した価値に応じて報酬が支払われることがポイント。Livongo の買収を発表するやいなや、病院や医療システムのクライアントから、「血糖値モニターを装着した患者を退院させ、基礎となるデータ・サイエンスを活用し、患者の自宅で直接患者と接続する必要がある場合には、Teladoc・InTouch プラットフォームを利用できるようになるのはいつ頃になるのだろうか?」という問い合わせが殺到しるた。つまり、在宅であっても、病院で行うことができるケアが実現できる点に大きなメリットを我々も顧客も双方が感じている。

三社統合のシナジーについて

Piper Sandler Analyst「三社が統合することによって、特にセールスやオペレーション面においてどのようなシナジー効果が出ているか?」

Jason Gorevic CEO「明らかに、1つの営業部隊が3社の製品を全て販売することができるので、販売の観点から言えば、非常に効率的だ。また、病院や医療システムのバイヤーに対しても、当社の営業部隊がすべてのソリューションを提供できる強みがある。これにより、単一のテクノロジーだけではなく、企業や組織にとって、包括的に、戦略的なサービスを導入することが可能となった。また、製品の観点からは、登録されている医師が、広範なネットワークを提供してくれるので、病院や医療システムのプロバイダーと繋がることができる。

もう一つは、インターナショナルに販路を拡大する機会について期待している。Intouchは海外でも大規模で成長している顧客基盤を持っており、さらに非常に高い定着率を誇っている。Livongoとの組み合わせを考え、我々は必ずそれを活用していく。シナジーの面では、InTouch と Livongo の組み合わせにより、明らかにコスト効率と規模の効率性が得られることを期待している。一部ではすでにその効果が出てきている。

売上シナジーについては、InTouch については、具体的にはまだ詳細を明らかにしていないが、私はこの点については十分に自信を持っているし、クロスセルについてはすでに効果が出ている。コスト・シナジーと売上シナジーの両方の面で、我々に自信を与えてくれている。」

Livongoとの統合によるシナジー効果について

Jason Gorevic CEO「Livongoは、慢性ケア管理と継続的なデータサイエンスを使用してユーザーをmonitorする能力について病院や企業は価値を見ていたが、InTouchやTeladocのテレヘルス・プラットフォームのように、実際に患者集団のためにそれを有効活用する方法(医療ケア)を持っていなかった。治療担当医師が InTouch 遠隔健康プラットフォームを介して患者に接続できるようにすることで、患者が薬の量を調整したり、処方を変更したり、検査を受けて施設に戻す必要があるかどうかを知るためのケアを提供するためのソリューションの最後のピースが完成する。これにより、何千人、何十万人もの慢性疾患の消費者に向けて、病院や医療システムがLivongo の新しい流通チャネルとして活用されていくだろう。

Livongo買収によるTeladocのメリットは?

Jason Gorevic CEO「ひとりひとりに対して、「Whole person care※」を行うこと。我々はいつも話をしてきたが、初期の頃はバーチャルな緊急ケアがメインだったが、我々の目標は、「臨床的なニーズに関係なく、バーチャルな方法で、その人の条件に合わせてケアを提供する」というものに変わってきている。
テクノロジーの進化によって、セラピストや精神科医、医師のケアが必要な場合は、私たちにはそれらを繋げるようなサービスと能力があり、ユーザーの条件に合わせてWhole person careを行うことができる。バーチャル・プライマリー・ケアやバーチャル・スペシャリティ・ケアという、これまで何度も話してきたことを実現することができる。それにより、国内だけでなく国際的にもサービスを拡大することができると考えている。」

筆者補足:Livongoは、慢性疾患を持つ患者に対して365日いつでもAIのビッグデータをベースにアドバイスできるプログラムを提供していて、TDOCは遠隔治療のプラットフォームがあります。医者に診てもらいなさいというアドバイスしかできなかったLivongoが、実際の治療まで包括的にカバーすることができるようになるため、それをWhole person care、やWhole person experienceという言葉で表現されています。↓↓買収時の資料

Teladoc x Livongoの統合によるWhole person care

買収発表時の、プレゼン資料では、二社が統合することによってどのようなサービスができるようになるかが説明されています。バーチャルケアとリモートモニタリングの 組み合わせることで、バーチャル・プラットフォームを利用して医療サービスを提供するだけではなく、実際にLivongoのビッグデータに基づいた治療が可能となります。

統合による市場規模拡大(TAM)

トータルで121B(12兆円超)の市場へのアクセスが両社の統合によって実現すると説明しています。

ARK社の$TDOC継続購入

TWTRでPodmanさんがARK社のETFsの売買履歴を検索して見える化できるツールを紹介されていたので、そちらから$TDOCのデータを引用させていただきました。$TDOCの結構なボリュームを昨今ARK社は継続購入していることが分かります。

https://arkk.vercel.app/ticker/TDOC

各ETFのTDOC比率も上がってきています。

https://arkk.vercel.app/ja

最新の株価

8月以降、ヨコヨコの相場が続いていますが、11月の短期ボトムから、徐々に上昇トレンドを形成し始めています。ここ数日で下がりましたが、このあたりで反発をして、下値支持線を形成して上昇を期待したいですね。

直近決算でも高い成長力を示していますし、LIVONGO買収によるクロスセル、クロスリファラルのシナジー効果については、今後の決算でも確認していく必要がありますが、将来の$TDOCの成長のポテンシャルについて大きく期待しています。

I’m long $TDOC

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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