【20/12月期】 ぺリオン・ネットワーク($PERI)決算発表。CEOコメント、質疑応答まとめ

企業分析

Perion Network($PERI)の会社概要

Perionはイスラエルを拠点とするアドテック企業で、ウェブやモバイルベースのデジタルビジネス向けにエンゲージメントと収益化アプリケーションを提供しています。 本社はイスラエルのテルアヒブにあり、サンフランシスコ、ニューヨーク、ボストン、シカゴ、ワシントンDC、ロサンゼルス、アトランタ、ミラノ、ハンブルク、デュッセルドルフ、パリ、バルセロナにオフィスを構えています。

今回の決算で、驚異的な売上成長率を見せ、株価が上昇中であらためて注目されています。

Perion Network($PERI)の決算内容

決算サマリー

Display and Social 広告の売上成長率が+159%と突出しています。

売上推移

最上段がDisplay &Social Advertisingの売上、二段目がSerch Advertisingの売上になります。

巨大なTAM

デジタル広告の市場規模は、2024年に$542Bに達すると予測されています。

EPS(一株当たり利益)推移

TAMの内訳

ここで出てくるのが、三つのエリア、Socail, Display, Searchです。今回の決算では上記2つのセグメントにおいて驚異的な成長が見れました。

今後の成長予測

CAGRは15%と控えめに見積もられていますが、、直近四半期の成長率を見ていると、近いうちに上方修正があるなど、期待してしまう数字ですね。ガイダンスも、来期(2021)は350-370Mとありましたが、今期の成長率を見るとかなりコンサバに見ているようにも感じます。アナリストから質問が出るかもしれないので、後で確認しましょう。

成長するSocail Display Advertising

驚異の+159%Gwowth..

CEOコメント

2020年は、ペリオンにとって非常に多くの点で素晴らしい年だった。売上と調整後EBITDAの両方について、修正後のガイダンスを上回った。そして、COVIDにもかかわらず、2020年の売上は2019年から+25%となった。

何よりも、2020年Q4の結果は、当社の背後にある巨大な勢いを示している。強力な数字、実行による成功、そして強力なバランスシート、この三拍子が揃う結果となった。パンデミックによって、比類のないボラティリティ、混乱に直面している中で、進化するデジタルメディア業界とアドテック市場全体において、ぺリオンはこれらの数字をすべて達成した。

Q2にパンデミックが発生したとき、従業員はすぐに新しい現実に適応し、俊敏に対応してリモート環境において仕事をした。従業員と、見守ってくれた株主の方々に感謝している。

■ぺリオンの成長の三つの重要なトレンド
第一のトレンドは、より多くの注目を集められたこと。当社のインパクトのある広告ユニットが必要であることを認識するようになってきている。

私たちの広告は、私たちのAIエンジンのアルゴリズムによって配信されるので、消費者は無視することができない。メルセデスのようなフォーチュン500企業にとっても弊社とのパートナーシップは、常に広告費とエンゲージメントメトリクス、従来の標準的なフォーマットでより高いリターンを提供しているという観点で魅力的だ。

Connected TV(CTV)で注目を集める広告をクライアントに提供するための我々の技術は、他に類を見ないものだ。インテリジェントでインパクトのある広告とその背景にある技術は、我々が顕著な結果を伴うデジタル広告をコモディティ化することを可能にしている。

補足↓のように、広告が流れた後により詳細な商品紹介ページビューに移ったり、自身が視聴しているエリアによって車の広告の背景がニューヨークや東京となったり、様々な工夫を凝らして広告のエンゲージメントを高めるような技術が受け入れられているようです。

トレンドの二つ目は、売上を生み出すための出版業界の苦戦だ。2020年、出版業界は、課題の増大に直面し続けている。私たちの急速に成長しているコンテンツを収益化する弊社のエンジンによって、これまでの秒単位から、数分単位でユーザーのエンゲージメントを達成できるなど、劇的に改善できる能力を持っている。Newsweek、Entrepreneur、Bonnierグループなどの大手に採用され、非常にうまくワークしている。また、これはまだ始まったばかりで、今後サポートする出版社の数が増えていくだろう。

トレンドの三つめは、サーチ広告。Covidによって、オンラインショッピングの成長は加速した。よりユーザーは購入前にかなりのリサーチをしているので、検索数が大幅に増加している。ペリオンの1日平均検索数はQ4に1570万件に達し、前年同期比32%増と過去最高を記録した。これらの検索キーワードは、顧客が購入意思を表明しているという意味で、オンラインの販売業者が最も興味を持っている。

マイクロソフトとのパートナーシップの4年延長を発表したが、今回のリニューアルでは、地域やコラボレーション機能が追加され、さらに有利な条件での契約が可能となった。過去10年間培ってきたMicrosoft社との強固な関係の賜物だ。Bingとの新たな契約に基づく今後4年間売上貢献は8億ドルになると予測している。

この背景にあるのは、ユーザーがオンラインで過ごす時間が増えていて、この大きなシフトに起因している。ショッピングだけに関わらず、より多くのデジタルソースでスポーツを見たり、エンターテイメントやゲームを楽しんだり、Connected TVでニュースを見たりと多様化している。

Perionは、検索、ソーシャル、ディスプレイ、ビデオというデジタル広告の3つの柱の間で広告予算がシフトしても、それを活用する態勢を完璧に整えている。当社の多角化戦略により、PinterestやFacebook、広告検索、CTVなど、次の成長があるところにピボットすることができる。

私がCEOとして、決算発表に出席し始めてから3年が経ったが、これまで変革戦略をこれまで実行してきた。特に、バランスシートの強化に着手し、持続可能な形に資本構造を構築した。キャッシュのポジションは2017年4月の-4100万ドルから、最新の5200万ドルに増やした。これはトップラインの成長を維持しながら経費を節減するという絶え間ない努力の結果だ。

主な質疑応答

アナリスト
「Q4に50%、通期では25%の売上成長が加速していると報告されたが、2021年には何が大きく減速しているのだろうか?では、通期のガイダンスは+10%にまで下がっている理由について教えて欲しい。」

CEO
「とても良い質問、ありがとう。何よりもまず第一に、今年で3年目のガイダンスを提供しているが、会社の経営陣はかなり保守的な予想をしている。これはまだ、第1四半期であること、まだ不確定要素が多いことを念頭に置いてほしい。私たちは、3年後の目標を非常に重視している。

三っつの多角化戦略において起こっている変化に基づいて、基本的には成長のために非常に多くの準備をしているとコメントしたが、それは17%のCAGRで2023年に達成しようとしている$500Mに対してだ。今年は、保守的な数字でスタートしたいと考えている。」

総括、まとめ

足元の数字が良すぎたために2021年ガイダンスも上方修正するかと思いましが、これは保守的な数字を維持しました。会社として2023年の$500Mの達成をベンチマークにおいていることから、まずはここを着実に目指していくスタンスだと思います。ただここまで四半期決算で大幅なビートを見てしまては、次回の決算も期待してしまいますね。(2021年1Qは、ガイダンスは軽く超えてくる可能性も高いのかなと思いますね。)

現状の株価は決算後に急騰し、、先週まで15ドル前後だった株価は最新で25.72ドルと70%以上上昇しています。それでも時価総額は$791Mで、2020年の売上$328Mであり、すでに黒字化できていることを考えると、まだまだ割安?という見え方もありますね。

ぺリオンネットワーク、間違いなくこれからウォッチリストに入れてmonitorしていきます。(もしかすると今日のマーケットの状況を見てインするかもしれません。現状、ほぼフルインベストなので、何かを削らないといけないので、悩みます。。)

以下、いくつか画像で挿入しましたが、ぺリオンの投資家向けの資料のリンクになります。ご参考にどうぞ。

https://www.perion.com/wp-content/uploads/2021/02/perion-IR-deck-20210209.pdf

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