【20年4月期】ウォルマート(WMT)はコロナ過で勝ち組の好決算!

企業分析

ウォルマート(WMT)の会社概要

アメリカのディスカウントストア最大手のウォルマート。エブリデイロープライスをキャッチコピーに、全米展開をしています。食品から家電製品、衣料品、家具、アウトドア関連まですべてが揃います。本社はアーカンサス州。従業員は全世界で220万人と桁違いの人を雇用しています。1月31日時点で、全米に4756のストアを展開している超巨大小売企業です。

アメリカ駐在時代はたまに行きましたが、あの巨大なスペースで買い物することが楽しかったのを思い出します。ブラックフライデーのウォルマートのカオス感はたまりません。テレビがトイレットペーパー感覚で売れていくのを見ているのは楽しいです。

コロナ過でエッセンシャル事業としてオープンし、社会に貢献して株価も力強さを見せています。

ウォルマート(WMT)の決算内容

決算サマリー

・20 年4月期(FY21/1Q)の売上は、1346億ドルで、前年同期の1240億ドルと比べて、9%上昇しました。
・営業利益は52億ドルで、前年同期の49億ドルの黒字から6%向上しました。
・純利益は40億ドルで、前年同期の38億ドルから3%上昇しました。
・EPS(一株当たり利益)は1.4ドルで、投資家の予想を上回りました。
 2021年1Q2020年1Q変化率
売上$134,622M$123,925M9%
営業利益$5,224M$4,945M6%
営業利益率3.9%4.0%-3%
純利益$3,990M$3,842M4%
EPS1.41.33 
自己資本比率32%32% 
流動比率77%77% 

売上、営業利益、営業利益率推移

営業利益率は小売業の平均的な数字ですが、毎期15兆円近く売り上げる力は業界でもトップレベルです。

EPS(一株当たり利益推移)

一株当たりの利益も2019年以降安定しています。

バランスシートの変化(最新左・前年同期右)

配当金、配当利回りの推移

CEOコメント

従業員にトータル$755Mのキャッシュボーナスを支払った。時給$2アップ。
コロナ禍の状況の中、23万5千人を全米で雇用し社会へ貢献。
139か所のウォルマートの駐車場を、コロナPCR検査会場として提供した。
最短二時間で自宅のドア前までデリバリーするエクスプレス便が好評。
ドライブスルーピックアップのキャパシティーを大幅に増強した、このサービスへの申し込みは3月末に4倍となった。
オンライン販売が前年同期比で74%増加した。
現金給付金の影響で、四半期末にかけてアパレル、テレビ、ビデオゲーム、スポーツグッズやおもちゃなどの売上が増加した。
財務体質も非常に強固なもので、少しではあるがリスクに対応するたえに現金を増やしている。

質疑応答

モルガンスタンレーアナリスト「オンライン販売が非常に好調だったら、これは将来のビジネスにどのような影響を及ぼすか?」

CEO「我々の社のミッションとして、できる限りアグレッシブにEコマースビジネスを加速させようとしていた。このような需要の急増に対してうまくマネージしてくれている。これまで物流センターの施設のキャパシティ増強に投資してきたが、これは今後も継続して行っていく。」

グッゲンハイムセキュリティ-アナリスト「このコロナの状況下で、ベンダーからストアまでのサプライチェーンをどのように維持しているのか?」

CEO「この第一四半期においては、比較的従来通りの供給を継続することができた。今全米で問題となっている食肉関係のみ、食品カテゴリでは欠品を起こしているがそれ以外はない。その他でもリードタイムが長い製品は不足気味だが、大きな影響は出ていないと思う。」

総括、まとめ

このパンデミックの状況の中、非常に堅調な決算を見せたウォルマート。ウォルマートは食品だけでなく多種多様な製品が一か所で揃う格安ストアのため、この状況下でもストアを開くことができ、売上を維持しました。海外事業の営業利益も15%増加するなど、世界規模で販売を成長させようとしています。

オンライン販売74%増も投資家にはプラスの印象だったようです。複数のアナリストがオンラインに関連する質問をしていました。USでアマゾンに対抗できるのはウォルマートだけ、と言われているだけあり、この小売界の巨艦がオムニチャネルに積極的に投資しています。マーケットプレイス(楽天市場のような形態)も伸び、自社のオンライン販売も伸ばし、ストアピックアップやエクスプレスデリバリーなど、実店舗をとオンラインを融合した戦略がこのパンデミックの状況下でフィットした印象があります。
私もWalmartの株は少しだけ所有していますが、コロナ影響の中、ジョンソンアンドジョンソンとウォルマートだけコロナ前からプラスの状況で勇気づけられました。配当も維持できるようで、個人的には今後も打倒アマゾンで躍進してほしいです。

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