【20/12月期】フツ・ホールディングス ($FUTU)決算発表。CEOコメント、質疑応答まとめ

企業分析

FUTUの会社概要

本記事では、主に最新の決算についてまとめています。FUTUの詳細な分析は、モモさんとNekoさんの記事で詳しく解説されているので、冒頭で紹介させていただきます↓。

【FUTU】Futuホールディングス 中国で急成長するオンライン証券会社|モモの株式投資
今回は、Futuホールディング・リミテッド(FUTU)の銘柄分析です。当ブログでは、魅力的な投資先の一つとして中国ハイテク企業に注目しています。
米国上場企業分析| Futu Holdings Limited(FUTU)|neko|note
 さて、久々の個別銘柄の記事になります。一部10月後半くらいに書いていた自分用のメモをそのまま使っている箇所もありますので、古い情報が残っていたらご容赦ください。  今回は香港のオンライン証券会社のFutu Holdings Limited(FUTU)について調べてみたいと思います。Futuは個人向けのオンライン証...

FUTU($FUTU)の決算内容

決算サマリー

売上推移 HKD

売上成長率(対前年同期比、対前期比)

売上原価、販管費、研究開発費の推移

粗利率推移

営業利益率推移

CEOコメント

皆さん、こんにちは。本日は、決算説明会にご参加いただきありがとう。当社の営業および財務において、強固な成長モメンタムが2020年のQ4にも継続しており、高水準の業績で1年を終えることができた。

私たちは、ネットベースで98,000人以上の有料顧客を追加し、そのうち半数以上が香港および海外の顧客だった。当四半期においても、新規有料顧客の50%以上をオーガニック成長によって獲得し、ユーザー体験を良くするための、弊社の長年のコミットメントが実を結んだことを喜ばしく思っている。年末時点での有料顧客数は51万6,000人を超え、前年同期比160.5%の増加となった。2020年には約32万人の有料顧客を獲得し、年間の有料顧客数の見通しを上回わった。また、当四半期の有料顧客維持率は97.9%と引き続き高い水準を維持している。2021年に向けては、新たに70万人の有料顧客を獲得することを目標としており、有料顧客総数は前年比135%の成長となる。

当期の総取引高は、前年同期比438.1%増、前四半期比19.2%増の1兆2,000億香港ドルとなった。米国株取引は、堅調な米国株式市場のパフォーマンスに支えられ、7,836億香港ドルと総取引高の65%を占めている。香港では、有料顧客数および取引高の両方において、引き続き積極的に市場シェアを獲得している。当期の香港の取引高の市場シェアは2.6%を超え、前年同期比で2倍以上となった。Q4には、CME先物とA50先物を発売し、取引商品の提供をさらに拡大した。

当社は、技術インフラへの投資を継続している。2020年に市場のボラティリティが高まったにもかかわらず、当社は通年で99.96%のサービス稼働率を達成した。2021年1月には、香港株取引のスロットルレートを200から500に拡大し、1秒間に1,000件の香港株の同時注文を実行できるようになった。卓越した技術は当社のビジネスのあらゆる側面に深く浸透しており、競争力を広げるために技術への投資を続けていく。

Futuにとって、2021年は国際化の年となるだろう。私たちは、3月8日にシンガポールでMooMooアプリを正式にローンチしたが、それ以来、力強い成長のモメンタムがあり、良いフィードバックを受けている。私たちの製品とサービスは、中国本土や香港以外の多くの市場で、差別化された価値を提供できると信じている。そして、世界中で個人投資家の株式市場への参加が高まっていることに注力していきたい。

主な質疑応答

アナリスト
「将来的に、3年から5年後に、Futuはどのように変化していると思うか?」

CEO
「3年から5年後というのは、私たちのビジネスプランに比べると少し長いと思うが、私たちのビジネスは、3つの点で進化すると考えている。1つ目は、Futuがよりインターナショナルなプラットフォームになること。そして2つ目は、Futuのプラットフォームに自己強化型のエコシステムを構築する道をさらに進めることで、ユーザー、投資家、メディアなどへのエンゲージメント高める。そして3つ目は、当社のウェルスマネジメント事業であるFutu Money Plusが、より大きな資産残高と売上を当社の事業全体にもたらしてくれること。」

アナリスト
「今、有料顧客のガイダンスとして、2021年に70万人の新規顧客を追加するとのことだったが、この70万人にはMooMooの顧客は含まれるのか?」

CEO
「今年の新規有料会員数70万人には、MooMooの有料会員数も含まれている。この70万人の新規有料顧客のうち、約80%が中国本土と香港から、残りがシンガポールと米国からのものと予想している。」

アナリスト
「新規顧客数70万件というガイダンスは、市場予想を上回っていると思う。Q1における新規顧客の獲得状況と、今後1年間における各地域での顧客獲得スピードの見通しについてお聞きしたい。」

CFO
「年初来の数字は非常に好調で、有料顧客数も増加している。そのため、今年の新規有料顧客数を70万人とするガイダンスを発表する自信があった。現状は順調に進んでいる。先に述べたように、この70万人の新規有料顧客のうち、約80%が中国本土と香港、20%が米国とシンガポールからのものとなる。

ランレートという点では、累計のビジネスアップデートについて少しお話ししたい。先ほどお話したように、シンガポールでは2月にソフトローンチし、3月8日に正式に事業を開始した。シンガポールのIRFのランキングを見ると、ダウンロード数が非常に多く、事業も予想を上回る力強い成長を遂げている。私たちはシンガポールでの成長見通しに自信を持っている。また、米国市場でもその勢いは変わらず、中国本土や香港でも成長の勢いは変わらないと思う。」

総括、まとめ

FUTUの力強い決算でした。売上高の予想を大幅にビートし、YoYの成長率は驚異の282%と非常に事業が急成長を維持していることを示す数字でした。海外事業もシンガポールでビジネスを開始し、こちらも非常に好調なスタートを切っているようです。現状の有料ユーザーは51万人で、会計年度2021年は、さらに70万人の有料顧客を追加すると強いガイダンスを発表しました。正式な数字への言及は避けていましたが、今期もすでに2か月以上たった段階で、Year to dateで力強いモメンタムがあることを感じました。

今月末に、年次報告書がアップデートされるらしく、その中に売上の詳細なブレークダウンなどの情報が公開されるようです。こちらも要チェックですね。

FUTUの証券アプリ「FUTU BULL」は、日常的に使用しています。チャート分析から、SNS機能、ニュース記事、地域別売上、詳細なファンダメンタル分析など、感覚的に操作ができ、銘柄の詳細な情報が手に入ります。過去にロビンフッドとFirstradeを私は取引で使ったことがありますが、、圧倒的に分析の質の観点ではFUTU BULLは間違いなく上を行きます(取引の観点は、ロビンフッドやFirstradeは、日本の楽天やマネックスと比べてシンプルでとても使いやすいですが、FUTUBULLは使ったことがありません。)。米国やシンガポールでの成長についても、今後期待したいポイントです。

これだけの好決算にもかかわらず、今週グロース株の急落によりFUTUもかなり株価を下げました。売上、ユーザーの成長率が高いので、どれだけ成長の継続性があるか、今のバリュエーションが適切かなどが難しいポイントだと思います。個人的にはまだまだ期待値は高い銘柄ですので、今後もフォローしていきたいと思います。

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