【20/4月期】ZOOM($ZM)決算発表。CEOコメント、質疑応答まとめ

企業分析

ZOOM($ZM)の会社概要

ZOOMはコロナ禍の状況で一躍有名になりましたので、説明は不要かと思いますが、Video コミュニケーションシステムを提供している会社です。本社はシリコンバレーのサンノゼ(日本からANA直行便あります)。創立者のエリックCEOは元シスコで、WEBEXのエンジニア・エグゼクティブでした。2019年の4月に上場し、売上を着実に伸ばしています。コロナ特需がハンパ無かった様子が見て取れますので、以下お楽しみ頂ければと思います。

CEOが何を語ったか、今後の投資の参考にして頂ければ幸いです。

ZOOM($ZM)の決算内容

決算サマリー

・20 年4月期の売上は、3.28億ドルで、前年同期の1.22億ドルと比べて、169%の増収となりました。
・営業利益は2300万ドルで、前年同期の200万ドルから1069%の増益となりました。
・純利益は2700万ドルで、前年同期の0ドルから黒字に転換しました。
・EPS(一株当たり利益)は0.09ドルで、今回の好決算を受けて、株価は2%上昇しました。
 2020年4月期2019年4月期変化率
売上$328M$122M169%
営業利益$23M$2M1069%
営業利益率7.1%1.6%335%
純利益$27M$0M
EPS0.090
自己資本比率43.6%64.7% 
流動比率172.5%328.2% 

売上、営業利益、営業利益率推移

EPS(一株当たり利益推移)

バランスシートの変化(最新左・前期右)

配当金、配当利回りの推移

ZOOMは配当金を出しておりません。グロース優先株です。

CEO コメント

エリックCEO
・まずはじめに、本日時間をいただき感謝します。昨年初めてのEarnings callを開いたときには、参加者は1000人程だったが、今日は既に3000人の方が聞いてくださっている。

・私はおよそ10年前に、シンプルで、より効率的ベターなビデオコミュニケーションを作らうためにZOOMを設立した。

・リモートワーク、ソーシャルディスタンスなどは、Zoomのビデオプラットフォームの使用数を飛躍的に向上させた。

10人以上の従業員の顧客は+354%、ある銀行の顧客は、およそ17万5千人に今期だけでライセンスを追加した。

・ピーク時は、一日に3億人がZOOMでミーティング行っていた。その結果、我々のデータセンターは前例のない使用状況にカバーできなくなったため、その間幸運なことに、AWSやその他のクラウドプロバイダーのヘルプによって急場を凌いだ。我々の必要な新たなサーバーを提供してくれて感謝している。オラクルも同様にサポートしてくれた。

・一部ではネガティブなセキュリティやプライバシーの問題が発生した。無料のオンラインウェビナーを開催するなど、迅速にその問題へ対処した。

・この前例のない使用率の成長によって、私にとっってはとてつもないプレッシャーだった。多くのCEOやメンターの方に支えられて、乗り切ることができた。本当に感謝している。

・我々はArm社を顧客として、Zoomのファミリーとして受け入れられたことに興奮している。Armは、データ改革とコンピューティングの中枢を担う存在で、人々の生活やビジネスを行う方法を変革させている。

・10万以上の小学校に新たにZOOMのサービスを導入した。

・この期間2854人の従業員が一丸となってサポートしくれた、本当に感謝。最後に、CFOのKellyは誕生日、Happy Birthday, Kelly!

主な質疑応答

RBC アナリスト
「今現状の環境下で、TAM(Total Addressable Market:実現可能市場規模)うち、どのくらいの%をZOOMが浸透しているか?何が最も大きなドライバーだったか?長期的なZOOMのヴィジョンも含めてアップデートしてほしい。」

CEO
「これは良い質問だ、私は本当にVIDEOは、コミュニケーションについてのすべてを変えると信じている。働き方、生き方、遊び方までも完全に変化した。この観点では、とてつもない機会だった。我々の最優先事項は、いかに顧客をZOOMのサービスに留められるかに掛かっている。もう一つ言えることは、TAMは依然見ていたものよりも大きくなっている。具体的にまだつかめていないが、それは非常に重要である。」

JP Morgan アナリスト
「90日のプログラムや暗号化に取り組んだが、これはセキュリティとプライバシーにとって非常に大きな議論のポイントだ。いつその暗号化についてはアップデートできるだろうか?どのように展開されて収益化に繋げていくのだろうか?」

CEO
「今顧客からのフィードバックをレビューしていて、我々はまさに実行しようとしているところだ。間もなくリリース日を知らせる。その機能は我々のオファーの一部とすべきで、我々は顧客にチャージすることは考えていない。少なくとも大企業の顧客には無料で抵抗する。しかしながらZOOMではその機能へのサポートは必要だった。」

KeyBanc アナリスト
「これまでの隔離やロックダウンを解除された時に、USやヨーロッパ、アジアなど地域ごとにどのように売上減の変化を見ているか?」

CEO
「それを語るのは時期尚早だ。保守的なアプローチで情報を集めている。すでにオフィスへの出勤が再開された会社においても、まだ何かを言える状況ではない。」

JMP Securities アナリスト
「個人利用については、どのような戦略を持っているか?友達や家族、クラスメートとのコミュニケーションに頻繁に使われている。私は、娘におやすみを言おうと接続しようとしたら、今友達と話しているの!と言われたよ。このようなコンシューマー向けの戦略について教えてほしい。」

CEO
「私のキッズもZOOMをオンラインクラスで使っている。ビデオ会議が標準になりつつある世界で、企業での使用とコンシューマーの使用の境界がなくなっていくと思う。我々はコンシューマー向けの戦略というものを持つ必要があるとは考えていない。どのようなデバイスでも、どのような顧客でも繋げていく、よりインフラサービスのような形で展開しようと思う。インターネットを使っている人は、これはビジネス?コンシューマー?と区別しないだろう?それと同じように、だ。

総括、まとめ

ZOOMの決算発表、聞いていて非常に面白かったです。

コロナの環境において、世の中にパラダイムシフトを起こした会社ナンバー1では無いでしょうか?私もZOOM飲み会は3回行いましたし、在宅勤務では頻繁にZOOMを利用しました。

売上のスパイクは、惚れ惚れする結果でしたね。今後在宅需要が落ち着いた後に、どう顧客を「Stay Connected」させるか、ここが大きなポイントですね。FacebookやGoogleなど巨大企業もビデオ会議サービスを開始させるなど、競争も加速しています。すでに獲得した顧客をつなぎとめて成長につなげるのか、今後も目が離せません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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