【20/6月期】 アイビーエム($IBM)決算発表。CEOコメント、質疑応答まとめ

企業分析

IBM($IBM)の会社概要

IBM(International Business Machines Corporation)は、コンピュータ関連製品およびサービスを提供する企業です。本社はアメリカ合衆国ニューヨーク。世界全世界で事業を展開しています。クラウド事業を成長の柱として置いており、現在世界第三位のシェアを誇っています。

言わずと知れた高配当キング銘柄のIBMの決算発表についてまとめました。配当利回りは5%を超えてきました。

EPSも予‘2.07のところ2.18と上回っていました。株価も決算発表後時間外取引で5%上昇しました。特にCEOのコメントを中心にまとめていますので、以下投資においてご参考にしてください。

IBM($IBM)の決算内容

決算サマリー

 2020年6月期2019年6月期変化率
売上$18,123M$19,161M-5%
営業利益$1,952M$2,147M-9%
営業利益率10.8%11.2%-4%
純利益$1,361M$2,498M-46%
EPS2.182.81-22%
自己資本比率13.3%13.7% 
流動比率103.9%101.9% 

売上、営業利益、営業利益率推移

EPS(一株当たり利益推移)

事業別売上の変化

最も投資家の期待値が高い、クラウド事業を対前年で+成長に持ってきました。

バランスシートの変化(最新左・前年同期右)

配当金、配当利回りの推移

CEO コメント

本日は、二つのトピックについてカバーしたい。我々が現在見ている市況について伝えるとともに、我々の優先順位と我々が前進するために取ってきたアクションについて議論したい。

顧客は、アプリを整備して、従業員の作業をクラウドや自動化に注力している。我々は、人工知能を顧客のワークフローに組み込むとともに、ITのインフラをサイバーセキュリティーの脅威から守ることにコミットしている。

特に注力しているのが、ハイブリッドクラウド、ビッグデータとAIだ。ハイブリッドクラウドは、顧客の変化を加速させているが、また幅広く浸透しているとは言えない。顧客はまだ20%ほどの作業環境しかクラウドに移行しておらず、残りの80%は必要不可欠な業務は移行が難しい。これらの機会が我々の前に広がっていて、これらをハイブリッドな環境に移行していくことが重要だ。

我々の顧客は、このような前例の無いビジネスを破壊するような状況に直面して、IBMのハイブリッドなクラウドプラットフォームの価値を評価してくれている。

世界中の顧客がイノベーションを起こすための力強い触媒となれるような、パワフルな長期間持続するハイブリットなクラウドプラットフォームを提供していきたい。

売上は$18.1Bで、5.4%の下落となった。
(5.4%のダウン、手放したビジネスと為替影響が影響している。)
クラウド&ソフトウェアは3%の増加。
システムの売上は6%増。

主な質疑応答

Credit Suisse — Analyst
「まだ通年のガイダンスを現時点でシェアしてくれていないが、Q3に向けてどのような変動を見せるのか、セグメント毎に教えて欲しい。」

Arvind CEO
「まず私から回答して、CFOのジムに繋げたい。双方からコメントしたが、ハイブリッドクラウドやデジタルトランスフォーメンションに対して、成長の機会が大きく広がっている。それらは、顧客に短期的に、また長期的なベネフィットを与える。季節変動では、通常は3Q よりQ4が売上が高くなる。今の時点でガイダンスを示すことは難しいが、経済の回復はUSA,ブラジル、インドなど感染拡大地域において長期化することを予測している。」
Jim CFO
「売り上げ規模は、経済再開のペースやパンデミックのカーブによって直結して変化するので、世界の市場や産業によってばらつきがある。また顧客の支出許容度もそれによって影響を受ける。買収したレッドハットは、非常に良い四半期を迎えた。顧客とのつながり、ハイブリッドクラウドのオファーなど勢いを保ったので、これは来季も継続すると考えている。」

Evercore ISI — Analyst
「クラウドの売上が全社の34%を占めるまで成長しているが、今後この勢いは持続可能なのか?この成長は、新規顧客やディールを獲得した結果なのか、既存顧客のサービス拡大によるものが大きかったのか教えて欲しい。」

Arivind CEO
「昨季からレッドハットが加わったので、その効果が大きい。新規顧客の獲得が大きい。テレコムなど、我々がリーチできなかった会社に対しても商談を獲得できるようになってきている。一方で大企業は既存顧客として大きな機会としていることは変わらない。総じて、過去にアクセスできなかったエリアに、レッドハットのネットワークからリーチできることができたことは大きい。

総括、まとめ

IBMは3兆7千億円で、Red Hatを2019年に買収し、ハイブリッドクラウドの成長を目指しています。今回の決算発表においても、このパンデミック環境でクラウド事業をプラス成長に持ってきました。投資家はこの成長を大きく評価したこと株価が上振れしました。

半信半疑だった大型買収が徐々に芽が出始めていて、投資家の視線もそこに集まっています。IBMは基本的には高配当株で成長を期待する銘柄では無いですが、このハイブリッドクラウドのエリアについては、、成長を期待して止みません。CEOも、このシナジー効果をアピールしていました。

配当利回りは驚異の5%を超えてきており、安定した利益率を確保しつつクラウドの成長を見越した投資先として、私の中で徐々に魅力が増してきています。

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